雀だ絵巻だと夢中になってましたが、気づけば明日!昼と夜2回ライブ出演です。
8月16日(土)、昼は杉並公会堂 地下の小ホールにて開催されるサマーフェスタ、夜は高円寺のライブハウス「ムーンストンプ」で。仲良しのCookin'(リンク)というバンドの皆さんと一緒に出演します。お時間ございます方、是非いらしてくださいな! なんとなくオリンピックの野球を見ていますが、田中選手という青年の持っている黄色いグラブがバナナのフサに見えてしょうがありません・・・あまりにそっくりだよ・・・ #
by teneacco
| 2008-08-13 23:25
慶応大学図書館の貴重資料閲覧許可をもらうために、杉並中央図書館にやってきた私です。2階資料室で担当の方に説明すると、すぐにFAXで大学図書館に問い合わせてくださいました!
で、しばらくしてお返事が。 「16世紀の絵巻物ゆえ劣化がひどく、現物をお見せすることは無理です。デジタル化した資料でよろしければ、こちらに来ていただいてご覧いただけますよ」とのこと。 やった!うれしい!! そりゃほんとは現物を見たかったところですが、そんな取り扱い超注意な巻物を手に取るのも寿命が縮まるってものだし、モニターで見られるだけで幸せです!! そのむねを司書さんにお話しして、デジタル資料閲覧の許可をとっていただきました。そして杉並区中央図書館長の印が押された紹介状も作っていただきました♪ 9月の3日に慶応図書館に行ってきます!! さて、許可関係がうまくはこんだことに気を良くした私は、もう一点「雀の小藤太」を所蔵しているところに問い合わせをしてみることにしました。それは愛知県にある「岩瀬文庫」という日本唯一の古書博物館です。 「そちらで所蔵されている絵巻物『雀の小藤太』を閲覧させていただきたいのですが・・」 「あ、はいはい小藤太ね、雀のね。いらしていただければお見せしますよ」 「え・・・現物をですか?」 「そうですよ。いついらっしゃいますか?」 ひー! いきなり敷居が・・・ない!? このラフさに感動&感謝感激!! 急な展開に若干尻込み気分な私です。 いやいや尻込んではいられません。さて、いつ行こうかなあ!? #
by teneacco
| 2008-08-12 02:51
慶應義塾大学図書館・・・ターヘル・アナトミアやグーテンベルク聖書の原書など、重文なみの貴重書を数多く所蔵しており、もちろん学外者の利用は基本的に許可されていません。敷居がだんだん高くなる気がしますが、でも聞くだけ聞いてみます。
「わたくし学外のものですが、そちらに所蔵されている絵巻物を閲覧させていただくことは可能でしょうか?」 「雑誌掲載や放送目的ですか?」 「いえ、あのー個人的興味から見てみたいというハナシなんですが・・・」 「なにか研究されている方ですか?」 はい、ここでピンときました(遅い)。 こういった貴重な資料を見せてもらうためには、なにかを学究している必要があるのです!! 「見たいんだよねー」だけでは、向こうもなんとなく都合が悪いのです。許可を下ろす責任者に話を持っていくときに、なんか的を得ない感じになっちゃうんでしょうね。気持ちわかります。そこで! 「えー、当方鳥や昆虫のイラストなどを描いておりまして、古書のなかでの鳥の描き方を研究しておるのです。今年一月にはギャラリーで鳥のイラスト展なども開きまして(よかった〜個展やっといて)、ますます調査研究の幅を広げたいという思いが強くなり、是非とも!そちらに所蔵されている『雀の小藤太 鳥歌合絵巻』を閲覧させていただいたいと・・・」 「なるほど、よくわかりました! なにぶん貴重な古い書物なのでご希望にそえるか分かりませんが、申請手続きをさせていただきます。えー、まずあなた様が登録されている地域の図書館に行っていただきまして」 「図書館ですか??」 「はい、図書館側からあらためて資料問い合わせをしていただいた上で、許可が出たあかつきには図書館発行の紹介状をもらう必要があります」 「わかりました。とりあえず私が登録している杉並中央図書館に行ってみます!」 へえ〜! しりませんでした、こういうシステム・・・。 めんどくさがっていては雀の小藤太に会えない! 35度の猛暑日もなんのその、図書館に向かいます♪♪ #
by teneacco
| 2008-08-11 11:31
絵巻「雀の小藤太」を見せてもらいたい一心で、サントリー美術館に電話をかけた私。人間歳をとると見た目も中身も変化していくわけですが、私が精神的な変化を強く実感するのはこんなときです。若かったときは絶対できなかった・・ようするにズーズーしくなったのですね。
「あのー、そちらが所蔵されている絵巻物を閲覧させていただきたいと思いお電話しました」 「どちらかの大学か、研究機関の方ですか?」 「いえ、どこにも所属しておりません。ただ、先日の展示で雀の小藤太絵巻に感銘を受けまして、部分でなく全貌を知りたいのです」 「ご覧になって、なにか研究されたいことなどはあるのですか?」 「えっと・・・いえ、これといった研究のテーマを持ってのお願いではないのです」 「そうですか。では担当者に話を通して折り返しお返事いたします」 そして数日後、お返事をいただきました。 「非常に貴重な資料ですので、個人の方にお見せするというのはやはり無理ということになりました。申し訳ございません」 「そうですよねえ。あの、もし複写したデジタル資料や紙資料などがもしありましたら、そちらのご都合よいときに伺ってみせていただくことは・・・」 「所蔵品のデジタル資料化は現在進めている最中でして。今後追ってホームページにアップする予定ではおります。ただ、いつまでとはっきり申し上げることはできません。気長にお待ちいただけると・・」 「はい!気長にまっています!」 絵巻物の撮影なんてすごく大変そう。これは当然時間がかかります。 雀の小藤太はなかなか近づいてきません。 しかしですね、くだんの「鳥獣戯画がやってきた」展で知ったのですが、絵巻物というのはいくつも「模本」があるものなのです。室町時代の絵巻の「戦国時代模本」や「江戸時代模本」がたくさんあったりするそうなのです。とすると、雀の小藤太も他にあるかも!? さっそくネットや本で調べに調べますと・・・ありました!! 所蔵機関は「慶応義塾図書館」。慶応ボーイの小藤太はその姿を見せてくれるのでしょうか? #
by teneacco
| 2008-08-10 23:36
ことの起こりは去年の秋頃の話、サントリー美術館で開催された「鳥獣戯画がやってきた」展でごく一部分が展示されていた、ある絵巻物に非常に惹き付けられたことに始まります。その巻物のタイトルは「雀の小藤太」(「雀の発心」「鳥歌合絵巻」とも呼ばれている)。雀の小藤太夫婦は、願掛けの末かわいい赤ちゃんをさずかりますが、大切に育てていた赤ちゃん雀がある日ヘビに食べられてしまうのです。鳥仲間になぐさめられながらも悲嘆にくれた小藤太が出家するまでのお話。あらゆる種類の鳥が登場するその絵巻物の全貌が、見たくてたまらなくなったのです。しかしどう考えても、16世紀の超〜貴重資料を個人が見せてもらえるとは思えない・・・けど、手を尽くせばなにがしかの道がひらけるかも!! これが、私の長い戦いのはじまりでした。第一歩は、サントリー美術館に電話。
テーマは「礼儀正しく、食い下がる」・・・です! わたしが小藤太です。はたしてたどり着くことができるかな? #
by teneacco
| 2008-08-10 22:44
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