人気ブログランキング |

私は雀の小藤太に会えるのか 2

絵巻「雀の小藤太」を見せてもらいたい一心で、サントリー美術館に電話をかけた私。人間歳をとると見た目も中身も変化していくわけですが、私が精神的な変化を強く実感するのはこんなときです。若かったときは絶対できなかった・・ようするにズーズーしくなったのですね。

「あのー、そちらが所蔵されている絵巻物を閲覧させていただきたいと思いお電話しました」
「どちらかの大学か、研究機関の方ですか?」
「いえ、どこにも所属しておりません。ただ、先日の展示で雀の小藤太絵巻に感銘を受けまして、部分でなく全貌を知りたいのです」
「ご覧になって、なにか研究されたいことなどはあるのですか?」
「えっと・・・いえ、これといった研究のテーマを持ってのお願いではないのです」
「そうですか。では担当者に話を通して折り返しお返事いたします」

そして数日後、お返事をいただきました。
「非常に貴重な資料ですので、個人の方にお見せするというのはやはり無理ということになりました。申し訳ございません」
「そうですよねえ。あの、もし複写したデジタル資料や紙資料などがもしありましたら、そちらのご都合よいときに伺ってみせていただくことは・・・」
「所蔵品のデジタル資料化は現在進めている最中でして。今後追ってホームページにアップする予定ではおります。ただ、いつまでとはっきり申し上げることはできません。気長にお待ちいただけると・・」
「はい!気長にまっています!」

絵巻物の撮影なんてすごく大変そう。これは当然時間がかかります。
雀の小藤太はなかなか近づいてきません。

しかしですね、くだんの「鳥獣戯画がやってきた」展で知ったのですが、絵巻物というのはいくつも「模本」があるものなのです。室町時代の絵巻の「戦国時代模本」や「江戸時代模本」がたくさんあったりするそうなのです。とすると、雀の小藤太も他にあるかも!? さっそくネットや本で調べに調べますと・・・ありました!!
所蔵機関は「慶応義塾図書館」。慶応ボーイの小藤太はその姿を見せてくれるのでしょうか?
by teneacco | 2008-08-10 23:36


<< 私は雀の小藤太に会えるのか 3 私は雀の小藤太に会えるのか 1 >>