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小藤太飛び立つ

いよいよ、わたくし人生2回目の個展「雀の小藤太 鳥歌合絵巻」が1ヶ月後にせまってまいりました! てぬぐいサイトに特設ページが出来たので覗いてみてください♪[雀の小藤太] 古典の知識のカケラもないのに絵巻模本なんてことに手を出してほぼ2年、どれだけたくさんの方々に助けていただいたでしょう・・って、総括めいたこと言ってますが、まだ描き途中なんですけどね!! でもここまでこぎつけられたことを考えるだに、惜しみなく力を貸してくれた皆さんに感謝感謝なのです。何も返せないので、せめて少しでも良い個展にするべくスパートかけます。
さて・・!3月も籠るぞーーー!

実は、先週の土日に愛知県西尾市にある岩瀬文庫という古文書図書館に行って、雀の小藤太の原本(!!!)を見せていただいたのです。室町時代の、500年前の誰かが描いた筆あと、まるで踊っているような弾んだ線、そこには「描く」ことの快感があふれていました。自分でも驚いたのですが、涙が出ました。実際の「物」の持つ力はすごいです。そのことを最近忘れていました。印刷物やデジタルデータで資料を集めてはフムフムと納得したつもりでしたが、岩瀬文庫の貴重書室で巻物をくるくる開くうちに、ずっと追っかけてきた小藤太のことがじんわり分かった気がしました。 
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どこの学校にも研究機関にも所蔵してないドシロートに、快く本物を見せてくださった岩瀬文庫さんに、こころから感謝します。
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by teneacco | 2009-02-27 01:00

思いがけず旧正月

乾物全般好きなのでよく食べるのですが、こないだフと「そういえばキクラゲって自分で調理したことないかも!」と思いついて、これはしたりと買いにいった次第です。
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キクラゲは、漢字で書くと「木耳」。食感をおとで表し、見た目を字面で表すというダブル技です。しかし耳ににてるかなあ・・?
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いやいやこうして並べると耳そっくり! それもそのはず、あまり知られてないことですが実はほんとはコウモリの耳の乾物なのです。とか言われたら信じそう〜! なんて、くすくす笑いながら石付きを取ったり楽しく作業していたのです。
このあと大変なことが起きるとも知らず・・。

甘辛く炒め合わせようと、豚肉とニンジンを先に炒めたフライパンにキクラゲを投入したところ、なんと爆竹なみの破裂音でキクラゲがはじけだしたのです!! あまりの音にフライパンに近づくことができず、ヒエ〜ヒエ〜とおろおろ。ああこういうのを「右往左往」っていうんだなぁ・・なんてことを頭の片隅で考えながら、ものすごい及び腰で菜箸などで混ぜるものの、そのたびにまた中国の旧正月みたいな連続爆竹音が!
なんで!?炒めちゃいけない食材だったのか??コウモリが怒っているのか!?あ、思ってる以上に水を吸ってて油とはぜてるのか??火を止めちゃっても大丈夫?豚肉には火はとおってるみたいだし、海藻類なら生食も出来るはずだし・・あ!違うよキクラゲは海藻じゃないよキノコだよーどうしようー・・

と、大騒ぎしているうちにしだいに爆竹は鳴りやみ、無事炒め終えておいしくいただいたんでした。・・あーこわかった。キクラゲおいし&おそろし!
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by teneacco | 2009-02-16 09:58

弘法じゃないので筆をえらぶ

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1月末から「雀の小藤太 鳥歌合絵巻」模本の制作(4月開催の個展のため)にとりかかっています。家から出ない日々・・一度万歩計をつけて過ごしてみたら、一日800歩くらいしか歩いていませんでした。今まで軽く12000歩くらいは歩いてたのに! これではまずいので、なるだけ朝早起きして近所をうろつこうと思います。

今回の絵は、筆を多用して墨絵のニュアンスを出そうとしているのですが、あれこれやってみて気がつきました・・私の腕では、高くて良い筆じゃないとニュアンスらしきものが出せません! 今まで主に「色塗り」に使うだけだったので、そう気にも留めませんでしたが、「線を描く」に使ってみると、筆に使われているの毛の特性がすごく影響することに驚きます。どうりであんなに種類があるはずだ・・!(ナイロン毛の100円くらいのものもあれば、天然毛を使った3000円、もっと高いものまで)

慣れない筆との付き合いは戸惑うことばかりですが、墨書きの「オールやわらかフニャフニャワールド」には、すごい快楽が潜んでいるような気がします。垣間見たいなー・・。
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by teneacco | 2009-02-06 23:31

さいた さいた

近く来客があるので、かっこつけてお花なぞを飾ってみます。
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近くの花屋さんでチューリップを買いました。私の後ろにおばさんが並んでいて、ふと見るとおんなじピンク色のチューリップを手にもっています。うれしくなってつい話しかけてしまいました。「あ、同じ花ですね」「ふふ、最近チューリップが好きでしてね。昔はなんだか子供っぽくって嫌いだったんですけど」

私もそうなのです。まっすぐな茎に花がいっこボンッとついてる感じが、どうも単純すぎて好きになれなかったものですが、さいきん、なんていい花なんだろうと思っているのです。枯れてゆくさまもなかなか風情があって。
ついでに言うと、私は子どもの頃から「ピンク色」を毛嫌いしていたのですが、ここへ来て、もしかしたら、あるいは良い色味なのかもしれないと思いはじめています。まだ身につけるとこまでは行けませんが。

歳とることで嫌いなものが減る現象ってあるんでしょうかね。いーもんですな♪♪
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by teneacco | 2009-02-04 22:00