うそかえ神事

一度行ってみたいと思っていた、亀戸天神の「うそ替え神事」に行きました!
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「鷽」(うそ)という小鳥を模した木彫りの縁起物を売り出す行事です。出店がたくさん並ぶだるま市などと違い、制作するのも配布するのも神官や巫女さんたちだけ。昼過ぎにのんきに出かけたのですが、去年買った木彫りを「替え」てもらおうとする参拝者の長蛇の列……40分くらい並んで、やっと買うことが出来ました。
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大きさがいろいろあり、古い木彫りは納札所におさめて帰ります。その納札所で会ったおじいさんによると、まず小さいのを買って、だんだん大きいのに買い替えていくものらしいです。江戸の頃には、一年祀った木彫りを手に境内に集まり「替えましょう〜替えましょう〜」と言いながら練り歩き、見知らぬ人の木彫りと交換して帰る神事だったとか。

で、調べてみると、各地の菅原道真公ゆかりの神社(つまり天神や天満宮)で、うそかえ神事やうそかえ祭りをやっているのですねー

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↑都内では湯島天神。木の皮が残されていて、なかなかのデザインです。
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↑こちら本家本元、福岡の太宰府天満宮。目つき鋭く、うしろ髪が激しくカール。
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↑こちらも目つき鋭い系、福島の高畑天満宮。ワシタカ類っぽいですよね。
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↑カール系、熊本は登立菅原神社。空間に手なりで目を描写するタイプは難しそう。
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↑こちら素朴を突き抜けてワールドワイドな呪術性を感じさせる、香川の滝宮天満宮。
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で、これが本物の「鷽」。なんと品のよい色の取り合わせなのでしょう。

なぜ「鷽」をモチーフにしているのかは諸説あるらしいのですが、鷽を嘘とかけて、悪いことを嘘に替えて福を呼ぶ、去年ついた嘘の罪滅ぼし、というのが有名のようです。学問の神様・道真公との関係は「鷽」の字が旧字体の「学」の字と似ていることからとか。わかるようなわからないような……。でも鳥モチーフ好きにとってはありがたいキャスティング!
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縁起物なのに雑貨扱いしてすみません。やっぱりもっと高い場所に神棚チックに飾った方がいいかな。
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by teneacco | 2012-01-30 11:00


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